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C/C++/javaについての話題

OpenTypeフォントとOpenType系フォント

OpenTypeフォントについては、XXXXで少し説明しました。
「OpenType系」は正しい言葉か分かりませんが、OpenTypeをベースにしたフォントの形式の事です。
OpenTypeフォントはパッキングとか圧縮については、それ程考慮されていません。実際問題として現在のPCのディスク容量を考えれば、過剰にパッキングや圧縮を追求する必要も無いと言えますが、フォントをネットワークを通して提供するような場合はそうも言ってはいられません。
それで、OpenTypeフォントをさらにパッキングや圧縮した形としたのが、ここでいうOpenType系フォントの事です。「ネットワークフォント」等と呼ばれる事もあります。

  • WOFF
  • WOFF2
  • EOT

サイズが問題なら単にフォントファイルをZIP圧縮すれば済みそうなものですが、何故形式を作る必要があるのでしょう。それはフォントと使われ方の特質上、圧縮ファイルを解凍するまでどういうフォントなのかが分からないという事では困るからです。
日本語文字列を描画しようと、ダウンロード、さらに解凍してフォントの特性を見ると日本語文字は持っていない、では別のフォントを探す、という事を繰り返してロスが大きくなってしまうので。